2024年04月16日
「非住宅」「店舗」のこと スタッフブログ コラム
私たちがこれまで手がけてきた「木と自然素材」の特性を活かした新築住宅の技術を、既存住宅に応用した「木ノベーション」
この取り組みは10年以上にわたり進んでまいりました。
そして、この度、その新たな展開として木ノベーションで快適な「働く場」を創り出す「木ノベオフィス」を立ち上げることをお知らせいたします。
近年は働き方の改革などを含め、オフィス空間の在り方が見直される時代です。
そこで「木ノベオフィス」では、私たちが得意とする「木と自然素材」を活かし、独自のデザインと職人技術を組み合わせ、個性豊かな「場」を提供してまいります。
これまでの実績やお声がけを踏まえ、オリジナルな空間を創造しお客様のニーズにお応えします。
住環境に「木」を使うことというのは、決して特別なことではありません。
しかし、いつの間にか街はコンクリートや新建材の家が建ち並ぶ時代に。「豊かで心地のよい住まい」とは一体何でしょうか。
こんな時代だからこそ、私たちが提案するのは「木ノベーション」
木と自然素材を使い、心のこもった職人の手仕事で施す。 それは本当の意味で豊かで贅沢な住まい。
都市に暮らす多くの人に、木の心地よさ・人の手のぬくもりを感じてほしい…… それが私たちの想いです。
自動車や家電製品に性能があるように、私たちの暮らす建物にも性能があります。
それは決して見た目の美しさや真新しさではわかりません。
だから私たちは、リノベーション前に自社スタッフ(有資格者)でインスペクション(建物診断)を実施しています。
そこで過ごす人々の安全性や快適さ、日々の健康を確保すると同時に、様々な変化に柔軟に対応できる可変性やバリアフリー性、省エネ対策などの性能面も重視しています。
私たちは、「品質の上に成り立つデザイン」の考え方に基づき、お客様に最適な提案をしていきます。
大工や職人による匠の技によって、一つ一つ施される「木ノベーション」。
鉄筋コンクリートのマンションや古い木造住宅でも自由度の高い木を用いることで居場所づくりや動線、ライフスタイルの変化に対応できる暮らしがえを実現できることが魅力です。
大工や職人たちが手づくりするオリジナルの家具はぬくもり溢れるハンドメイド感も人気のひとつ。
「オフィス」と聞くと通常は「事務所」というイメージがありますね。事務机や事務椅子、書類や電話が並ぶ光景が浮かびます。
しかし、働き方改革が進む中で、生産性向上だけでなく、働く環境も重要視されるようになっています。
木は山から原材として丸太となり製材され、それぞれの用途に併せ加工されます。
木を材料とする造作家具は、既製品ではないため、自分の好みのデザインや寸法等に加工することができるのも魅力の一つ。
例えば、この高さに〇〇を置く為の棚をつくりつけたい、壁面全体を収納として利用したいなど、既製品では叶わない「かゆいところに手が届く」ご提案が可能です。
木が使われるのは、家具だけでなく窓枠などといった造作材にも。昔ながらの工法で大工さんが現場で木を加工しながら取り付けていきます。
造作家具との相性はもちろん抜群。木目調の製品や既製品では味わうことのできない「本物の木」がもつ本来の心地よさを空間全体で体感することができます。
こういった木材の加工は、大工による技術があるからこそ。
技術を継承していくために、私たちは大工を社員化し育成もしています。
「木と自然素材」を多用することで、室内の化学物質を減らし、オフィスの室内環境を向上させます。
また木は常に呼吸しているため、湿度や温度の変化に敏感に反応します。湿度が高いときは水分を吸収し、乾燥すると水分を放出します。
この性質により、室内の湿度調整に役立ち、快適な環境を保つことができるのです。
さらに、これまでに新築住宅の建築で培ってきた設計施工技術により性能向上も可能。
単なる木質化だけでなく「暑い」「寒い」といった温熱環境の悩みを少しでも軽減し、自然な省エネ効果も期待できます。
木(無垢材)には経年変化という大きな特性があります。
毎日触れることで傷がつきますが、無垢材であれば味わいに。そして長い時間をかけて色合いも変化していきます。
これにより、独特の風合いが生まれ、木が持つ温かみや味わいが増していきます。
また同じ木でも、一つ一つ木目の表情や経年変化の進み方が異なります。
それぞれの木がもつ個性が時間とともに表現され輝きが増すのも大きな魅力のひとつです。
おかにわ賃貸(西東京市)オフィス
ウチノ板金株式会社(東村山市) オフィス
*木ノベオフィスは小規模建築のオフィス改修を想定しています。(小規模テナント・小規模木造建築やマンション・共同住宅の一室等)
*該当建築物の規模や用途、防火既製等により木材等が利用できない場合があります。
*木ノベオフィスは小規模テナント工事を想定し、該当建築物の基礎構造部分等の工事等の無い状態を想定しております。
*該当建物の状況、状態により改修できない場合もございます。
*その他、該当建物により改修検討が必要となりますので詳しくはお問い合わせください。